ちょっと紛らわしくというかこの差が分かってない方がいらっしゃるんで今日はちょっと
コントラクトベースとユニバーサルベースのお話を
1958年にハーマンミラーが発表したのがこのコントラクトベース、
正確にはこの前の55年には原型に当たるベースがありまして
当時PACやPSCと呼ばれてました。
ようはEames Lounge Chair & Ottoman やスピーカーのベースとして使われてるデザインですね。
そしてこちらがUniversal Base シリーズ、
確か64年頃から発売されたシリーズです。
最初はテーブルからだったと思います。
こうやって比べると分かりますよね。
これね、どちらもテーブルは作り続けられてるんですが
椅子はなくなっちゃって、実は現在発売されてるシェルやスクープにはないんですよ、、、
なぜなら今でもアルミナムグループやイームスエグゼクテイブチェアーではこのユニバーサルベースが、
使われてますがようは高いんですよコストが、、、
何せある身ですからね〜
エグゼクティブチェアーもアルミナムグループもちょっとくらい高いのはしょうがないんです。
ちなみにユニバーサルタイプのベースを使用した椅子がもう一つあります。
1968年に発表された’Intermediate Chair’です。
1度は発売したもののコストが合わなくてわずか5年で生産を中止してます。
(このIntermediateがまたかっこいいんだ)
コントラクトの形の違いとなんとなくのヒストリーが分かったとこでですね、
今度コントラクトベースやウニヴァーサルべーすを見るときには
そんな角度からも見てやって下さい。
シェルやスクープのコントラクトやユニバーサルベースはOnly Vintageなのですよ!