Eames Arm Shell Chair -MAX- for Zenith Plastic

今日はアームシェルの王様ゼニスの -MAX- です。




色はパーチメント、ベースはジンクのラウンジベースと

大変希少な1脚です!



写真だとちょっとレモンっぽく見えますが

実際はもっと白くて正真正銘のパーチメントです。





この透け感がなんとも言えないですね




ザ・ロープエッジ!





でこの-MAX-は1953年からなんですよ、

元々1950年の発売当初はこのようにXベースが3種類あったんです。





上の写真は1952年のカタログからなんですが

DAX(左列1番上)

SAX(左列上から3番目)

LAX(右列上から3番目)

この3種類がお分かりいただけますよね




そしてこちら1955年のカタログと比較すると



SAXとLAXがなくなってます。


ご存知の方も多いでしょうがDAXとSAXの差があまりにも微妙なんですよ

DAXはシートハイが約455mm通常の高さ、

SAXはそれに比べシートハイが約426mmとその差は約1インチ、

そしてほんの少しだけ後ろに傾斜が付いてます。

そしてLAXは完全なラウンジ使用、


これは1953年にDAXはそのまま残してSAXとLAXをドロップしてMAXが登場します。

Xベースを2種類にまとめたんです。

ま〜「3種類もいらね〜な〜」ってことですよね : )

そしてLAXがMAXに変わったタイミングでこちらはほんの少しシートハイが高くなるんですね。




DAXとSAX、

LAXとMAX、

ぶっちゃけ僕がパッと見ても単体だとどっちなんだか分からない程です

1950年の発売当初、3種類あったXベースが2種類になったことだけ頭の隅にでも置いといて下さい。

いつか現物見た時に「なるほど」って思ってもらえるんで、

ということでまさにトランジション時代、1953年のお話しでした。










我こそはと思った皆さん、お問い合わせはお気軽に、

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info@g1950.com


それでは、恵比寿でお待ちしてます!