なかなかレアなシェルが入荷しました。
カタログ名’DAX’
Zenith → Transition → そしてこれ
ショックマウントが小さくなって最初のタイプ、
1954年頃ですね。
マウンントが小さいのにオリジナルがX Base なんです。
まさにトランジションエラですね。
この頃のショックマウントは何が違うかというと
ビスの受けのところ(ネジのメスの部分)が筒状なんです。
2枚目の写真を参考にしてください。
よく見ると分かるんですがマウントのセンターの穴の中で少し遊びがあるんで
指で触ると少し動くんですね。
ZenithやTransitionのデカマウントと同じ構造なんですよ
これは初期のスクープも同じです。
この頃はH Baseとの入れ替わりで本当に希少な1点なんです。
シェルの色もOrageではなくRedなんですよ。
後期のRedとは違ってZenithやCalifornia MadeのデカマウントのBright Redが継承されてます。
なんとも言えない良い色なんですよ!
てことでお値段以上に希少なショックマウントが小さなX Base の Shell Chair なんです。
ちなみに裏に書いてるDAVの文字は誰が書いたか不明ですので悪しからず