マウントの接着修理ですが
元々うちで買って頂いたシェルに限りマウントの修理を受け付けてたんですが
お客さんによってはどこで買ったか覚えてないとか
ネットや他店で買ったものをなんとなくその辺をアバウトにしたり、
買った店が廃業されたり色々事情がありつつお願いされてましたが
現在はどちらで買われたモノでも対応してますので
気にせず気軽にご相談ください。
これは現在修理中のスクープですが後ろ側のショックマイウントが2個外れてしまい現在接着中です。
こちらのE.Grayは50年代のスクープですがショックマウントの劣化が比較的軽かったのでバッチリ治ってます!
ま、こんな感じでやってます。
僕はマウントが1個取れた時点でお持ちいただくことを推奨してます。
理由はそのまま気付かないで使用してると既に取れてしまった部分が擦れて
接着面の形が変わる可能性があるのと、
今まで4箇所で支えてたとこが3箇所で支えることになるので
残りの3箇所の負担が増して隣のショックマウントも外れやすくなりますからね
ちなみにうちはまず接着面のクリーニングを、
それからアメリカの接着剤を使用して上の写真の様にクランプを使用してます(これ大事)
接着剤の選択は特に重要ですからね
20年以上使用してた接着剤があったんですが数年前から粘り具合が変わってきた気がしましてね
今の接着剤に変えたんですがこれはいいアップデートになりました。
で、なぜ今日はこの話かというと立て続けに現行品のシェルチェアーの修理依頼がありまして
話を聞くと今ハーマンが修理対応してないそうで困ってる方が多い様ですね。
今まではビンテージの修理しかしてなかったのですが
ビンテージを修理するときに使ってる接着剤でよければ現行品のマウント修理も受け付けますので
まだ実績がほとんどないんですがつけた感じいけそうでした。
ですので他店で購入した現行品でお困りの皆さんもお気軽にどーぞ
あっ、いつもこの話の時には言うようにしてますが
自分で頑張ってホームセンターで買ったボンドで1度接着修理をしたことがある場合は
他に相談してください。
そのボンドを綺麗に剥がしてから接着する必要があるんですが
その作業がエラい手間なんで
うちでの接着修理には保証も何にもないですが常識的には
諸々対応してるつもりなんでご理解ください。
ビンテージの場合ショックマウントの劣化が激しく
再接着が不可能な場合は業者を紹介することも可能です。
修理をご希望の方は写真を添付してメールを頂ければ大体の判断は可能です。
せっかくのお気に入りシェルチェアーですから
まだまだ現役で使って頂きたいですからね
30年もEames屋やってるとこれはミッションですからね
お問い合わせは
03-3473-1950
info@g1950.com
修理代は1脚 ¥5,000-(税込5,500-)です。
大事に使ってる人応援団ですので、
孫の代まで使って頂きたいですからね : )
他にも「マウントが外れたまま倉庫に眠ってる」なんて方もどーぞお気軽にご相談ください。
あっ、混み合ってる場合は直ぐにお預かりできませんので
その場合は少しお待ち頂いてます。
それでは皆さん、恵比寿でお待ちしてます。